医院ブログ

2019/10/16

院長の「こんな本どうですか?」

皆さんこんにちは、JR姫路駅徒歩5分姫路はま矯正歯科の院長の濱 友彦です。今日は先日読んだ本のことでブログを更新しようと思います。

今日紹介する本は木下 晴弘さんの「ココロでわかると必ず人は伸びる」です。仕事をしていて誰かに指導をする機会・子供に勉強や色々な物事を教える機会があると思います。

その時に感じるのが(どうして言った通りに仕事や勉強をしてくれないのだろう?)(どうして自分から進んで仕事や勉強に取り組んでくれないのだろう?)です。

かくいう私も学生時代(特に小中高校生の時)は素直に先生の言うことや、自分から進んで机にしがみついて勉強することはなかったように思います。

著者はその解決策として他人を動機づけし行動に移すには感動を与えるという手段を用いることを提案しています。

著者は数多くの小学生・中学生を名門進学校への合格へ導いています、その経験の中で人を叱りつけることでは他人はコントロールさせることは出来ない、感動を与えることで文字通り他人を感じさせ動かすことが出来ると述べています。

印象的だったのが勉強に真剣に向き合わない子供に母親との三者面談で用いる「飢えたライオンの話」です、詳しい内容は本を読んでいただきたいのですが今回はその概要を紹介したいと思います。

「アフリカのサバンナに旅行に行ってその時遭難したとする、突然前方から飢えたライオンが現れた。逃げなくてはいけないが突然で余裕もないどうすれば良いか?先生は自分の家庭があるので申し訳ないが君を助けることは出来ない。そのような状況で君を助けるために自分の体をライオンの前に差し出す人がこの世にたった一人だけいる。それが君の隣にいる君のお母さんだ。そのような人を裏切ってまで君は勉強をサボるのか?」

このように話すと子供はおろか隣の母親も一緒に泣き、その後しばらく子供は一生懸命勉強に取り組むそうです。

わざと子供を泣かせることに賛否は分かれるところかもしれませんが、感動を与えることがどれだけ人を動機づけるかが理解できるエピソードだと思います。

日々の生活に忙しいと感動という言葉を忘れがちになりますが、できるだけ多くの感動を与え、受ける人生にしていきたいですね。

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