2017/08/01
ブログを読んでいただいている皆様こんにちは。姫路駅徒歩2分、矯正歯科専門医院の姫路はま矯正歯科・院長 濱 友彦です。
日曜日は休診日ということもあり、インビザラインというマウスピース矯正のセミナーに参加してきました。休みの日もただ休むのではなく、新たな知識や技術を習得するようにしています。
マウスピース矯正治療は近年システムや使用する材料の改良により大きく発展している矯正治療方法です。人に気付かれにくい材質、取り外しができて歯磨きができるでお口の中が清潔に保てるといった利点から多くの患者さんに利用していただいております。システム自体も改善が進んできており現在は第7世代というバージョン(インビザラインG7)になっているということです。まるでiphoneのようですね。
iphoneと似ていることといえば、このインビザラインはデジタル技術を駆使した矯正治療と言えることです。お口の型取りをしたものをアメリカのアラインテクノロジーという企業に送り、コンピューター上で仕上がりの噛み合わせまで歯を0.25mm単位で動かしていき仕上がりの噛み合わせを想定していきます。その仕上がりの状態や、歯の動きを歯科医師側のコンピューターで確認しながら変更や微調整を指示していくのはインターネットを介して行っていきます。まさに現代のコンピューターの3D処理能力の向上、そしてブロードバンドシス環境が整備されていなければ不可能な矯正治療方法だと思います。
さてセミナーの内容ですが、これは今回は全4回コースの第3回目でした。今回は主に上顎前頭(出っ歯)や過蓋咬合(深い噛み合わせ)に対するアプローチをどのようにするか、また治療期間をいかに短くするかを中心に勉強してきました。コースの始まる前に30分くらい早く会場に入り、講師の先生にじっくりと質問もできました(講師の先生からすると準備をしたいのに迷惑だったかもしれません…お忙しい中対応ありがとうございます)、とても有意義な時間を過ごすことができました。まだまだインビザライン及びマウスピース矯正の技術は進んでくると思います、時代の変化についていけるように日々研鑽を積んでいきたいと思いました。
今回学んだ知識や技術を明日からの診療にいかしていきたいと思っております。最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回のブログで。
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